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  • てとら

アウトプットが大切な理由



ここ数年で社会が求める人材像は大きく変化してきました。

2020年の大学入試改革はそのことを裏付けるものでもあります。大学入試改革の焦点となっている、思考力・判断力・表現力。これらは、ただ単に知識として身につけられるものではなく、知識をベースに経験とに習得しなければならないもので、実践で身につけるしかありません。


■答えが1つとは限らない

これまでの学習スタイルでは答えがあるのが当たり前でした。

①Aさんの家から学校までの距離は100メートルです。学校から図書館までの距離は50メートルです。Aさんの家から学校の前を通って図書館へ行くとき、Aさんの家から図書館までの距離を求めなさい。(家と学校の幅は考えなくて良い。)


②Aさんの家から学校までの距離は100メートルです。学校から図書館までの距離は50メートルです。Aさんの家と図書館の距離を求めなさい。



①は、100m+50m=150m 答え 150mが正解です。

では、②はどうでしょうか。

②では、

・Aさんの家ー学校ー図書館

・Aさんの家ー図書館ー学校

どちらの場合も考えられます。

また、学校を三角形の頂点として、Aさんの家と図書館が三角形の他の頂点と考えると、Aさんの家と図書館の距離は(ある範囲の中で)無数にあることになります。


問題を解きなれている、勉強ができる子ども(大人も)は、①の問題は3秒で解いてしまいます。ですが、②の問題に答えが無数にあるということは見落としがちです。


インターネットが発達して、ウィキペディアやgoogle先生が何でも教えてくれる時代を生きる私たちにとって、答えを知っていることはあまり重要ではありません。一方で、答えに至るプロセスを理解していることや、本当にその答えだけなのかと検証する力が求められています。


この力を身につけるためには、アウトプットを重視した学習の機会を増やすことです。

「どうすればその答えにたどり着けるか。」を考えて、その考えを顕在化する。

それを繰り返すことで、答えにたどり着くために必要な能力に自ら気付くことができます。

また、インプットをたくさんしてきた子どもたちにとって、アウトプットは新たなインプットをするためのスペースを作る役割も担っています。

このような理由からアウトプットが重視されているのです。


答えのない問題や答えが複数ある問題を楽しみながら、アウトプットを強化してみてくださいね。

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